飲み会の席で

「僕、どうしても別れた彼女が忘れられないんです。」
職場の飲み会で、はじめて話をしたスマホSNSサイトに登録して長い同僚男性が突然話しはじめた。

「どういう理由で別れたのかは知らないけれど・・・。連絡してみたら?」
あぁ、面倒だなぁと思いつつ、2次会間での辛抱だと適当な事を言ってみる。

「女の人って・・・。そういうことされると嫌なんじゃありませんか?」
「うぅ~ん。彼女が、どういう人なのかわからないから何とも言えないけれど・・・。」

あぁ・・・。マジで面倒。
私の知っている子の話ならともかく、
全く面識のない女性の話をされても答えようがないってわからないかな?
スマフォでスマートフォンSNSのメールをチェックしたいのに、延々と喋るその人にだんだんとイライラしてくる私の気持ちを察したのか、
話題は、彼女との思い出話がはじまった。

「10年前に彼女と出会った時、この人こそ僕の運命の人だって思ったんです。」
10年前?長く付き合っていた彼女なんだなぁ・・・。

「付き合っていた期間は、
たったの一ヶ月なんですけど僕にとってはとても幸せな時間で・・・。」
一ヶ月・・・?

「彼女、束縛されるのは嫌いだから、用事がある時は自分から連絡するから、
僕の方からはしないで欲しいって言われて・・・。」
「・・・・・。」
「別れたってうか、それから今まで連絡がないんですけど、
もしかして彼女、僕からの連絡を待っているのかな?」

早く・・・。2次会にならないかな?なんだか疲れてきた。

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